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秋山郷(あきやまごう)は、苗場山と鳥甲山に挟ま れた細長い道筋、国道405号沿いに点在する12の集落の総称です。このうち、栄村には、小赤沢(右写真)、屋敷、上野原、和山、切明の5つの集落があります。
秋山郷を世に、初めて紹介したのは、江戸時代の文人、鈴木牧之(ぼくし)です。牧之は文政11年(1828) 59歳の時初めて秋山を訪ね、後年、「秋山記行」を著しました。牧之は、この中で、巧みな文体と挿し絵で秋山郷の美しい自然と、この地峡ならではの習俗などを紹介しました。そこには江戸時代後期、鈴木牧之木像信越秘境に生きる人々の様子や生活が生き生きと描かれています(ぜひ一度、秋山記行をご一読されてみてはいかがでしょうか)。
また、平家落人伝説の里として最近まで古い生活様式や風俗などが残っていることから、秘境として紹介され、秘境ブームの一翼を古くから伝わる焼畑の様子担っています。現在では、旅行、温泉ブームなどに伴い、また、登山、散策、渓流釣りなどでその魅力が認められ、徐々にその人気が高まっています。右写真は、古くから伝えられている焼き畑(長野県選択無形民俗文化財指定)の様子です。
秋山郷には、四季折々の美しい自然と古いさまざまな生活様式などを伝えるこの地域独特の文化があります。自然の中を散策しながら、民俗や風習に触れ、温泉に入り、思い思いの時間を過ごすことをおすすめします。きっとストレスの多い日常生活から、心を解き放してくれるさまざまな体験をすることができることでしょう。ご来郷を心からお待ち申し上げています。